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   萩焼

 彩土煎茶器揃い
  (木箱入り)

 tg-10

 本体価格
  11,500円


◎カテゴリー 茶器>茶器セット 
 宝瓶
径 8.5cm 注ぎ口まで 11cm
内径 6.8cm 重さ 150g 
高さ 5.8cm 容量 170cc


径 7.6cm 高さ 2.5cm 重さ 45g

煎茶
径 6cm 高さ 5cm 重さ 60g 
容量 50cc

湯冷まし
注ぎ口まで 9cm 幅 7cm 高さ 5cm
重さ 120g 容量 130cc
 

椿秀窯   手造り   陶器 
 

「椿秀窯」


萩市の地場産業である萩焼の製造販売を目的に創立し30年。
萩焼の伝統を大切にしながら、新しい感覚を加味した数々の作品を製作。

 
「萩焼」

萩焼の起源は、400年前、豊臣秀吉とともに朝鮮半島に渡った
毛利輝元が現地の陶工李勺光(りしゃっこう)、李敬(りけい)の
兄弟を伴って帰国したことに遡ります。
陶工たちは、毛利氏が萩に城を移した時も同行し
李勺光は萩で御用品を焼く窯を開くことを許されました。
この窯が萩焼のはじまりとなりました。
李勺光の死後は、李敬が窯を継ぎ
藩主から「坂高麗左衛門」の名を受け
その名は現在まで受け継がれています。
萩焼の大きな特徴は、焼き上がりの土の柔らかさと
その吸水性にあります。
高火度で比較的短時間で焼成し土味を残すため
商品の感触が柔らかく
土があまり焼しまっていないので軽く、保温性を持っています。
また、形・装飾に素朴さがあり、絵付けはほとんどなく
土の配合・釉薬(うわぐすり)のかけ具合
へらや刷毛目による表情が愉しめるのも特徴のひとつです。
 
 
  土の温もりが伝わる
萩焼・彩土煎茶器揃い。



煎茶器といっても
それより小さめな
玉露用茶器です。


宝瓶1個 湯冷まし1個
小煎茶5個のセット。 




熱いお湯を適温まで
下げさすための
「うつわ」湯冷まし。

 
 
   

横と底部分。

【萩の七化け(はぎのななばけ)】

使っていくうちに萩焼の貫入に色が入ってしまうことは
 萩焼にとってはごくごく当たり前のことです。磁器とは違って
萩焼の表面には貫入と呼ばれる細かいひび割れがあります。
そこから食品の色が入っていくわけですので
それを完璧にふさぐ方法はありません。
このように貫入に色が入っていくことを「萩の七化け」や「茶馴れ」といって
古来より親しまれてきた焼き物・萩焼の特徴です。

柔らかな表情の
宝瓶(持ち手がない)です。


高級茶を楽しむ「うつわ」。


柔らかなフォルムが可愛い。
 
   

コロンとした宝瓶(宝品)。

持ち手がありません。
  
  入れるお茶によって
茶器を変えると
美味しく頂けます。 




持ち手がありません。
宝瓶(宝品)
   

≪貫入≫

そもそも器と釉との膨張率に差があるため窯から出して
冷えてくると釉の帳面に小さなひび割れが出来ます。これを貫入という。
 
貫入は一種の装飾効果です。
 
  すごく小さめな煎茶碗。 



ほんわかとして趣があります。
素朴な風情と上品な
存在感がある煎茶碗。

 



使っていくうちに
色合いが変わってきます。
(萩の七化け)
 
  御本手もやわらかな出方で
上品な小煎茶碗に
仕上がっています。
 
 

 『御本手(ごほんて)』

ホタルと呼ばれることもあるように、器の全面に
オレンジ色を点々とあらわす、萩焼独特の発色になります。
素焼き前にかける「化粧土」や、陶土に「砂」を練りこむことで発色させます。

 
 

椿秀窯の彫印。