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萩焼 御本手平煎茶揃  萩焼          

 御本手平煎茶揃
   (木箱入り)

 tg−04


 本体価格 5,000円

椿秀窯   型成形    陶器

「椿秀窯」

萩市の地場産業である萩焼の製造販売を目的に創立し30年。
萩焼の伝統を大切にしながら、新しい感覚を加味した数々の作品を製作。

「萩焼」

萩焼の起源は、400年前、豊臣秀吉とともに朝鮮半島に渡った
毛利輝元が現地の陶工李勺光(りしゃっこう)、李敬(りけい)の
兄弟を伴って帰国したことに遡ります。
陶工たちは、毛利氏が萩に城を移した時も同行し
李勺光は萩で御用品を焼く窯を開くことを許されました。
この窯が萩焼のはじまりとなりました。
李勺光の死後は、李敬が窯を継ぎ
藩主から「坂高麗左衛門」の名を受け
その名は現在まで受け継がれています。
萩焼の大きな特徴は、焼き上がりの土の柔らかさと
その吸水性にあります。
高火度で比較的短時間で焼成し土味を残すため
商品の感触が柔らかく
土があまり焼しまっていないので軽く、保温性を持っています。
また、形・装飾に素朴さがあり、絵付けはほとんどなく
土の配合・釉薬(うわぐすり)のかけ具合
へらや刷毛目による表情が愉しめるのも特徴のひとつです。



ほんわかとした
暖かみのある「うつわ」です。


使う人や頻度で「うつわ」の
表情をさまざまに変えます。
(萩の七化け)



手になじみやすく
少し大ぶりな煎茶碗です。
 
 煎 茶

 径 9cm    高さ 6cm
 容量 120cc  重さ 130g

煎茶碗の枇杷釉の
グラデーションが美しい。



御本手もやわらかな出方で
上品な煎茶碗に仕上がっています。



愛らしく穏やかな表情が
日常生活を癒してくれそうな
「うつわ」です。
同じ文様のものは
一つとしてございません。
『御本手(ごほんて)』
ホタルと呼ばれることもあるように、器の全面に
オレンジ色を点々とあらわす、萩焼独特の発色になります。
素焼き前にかける「化粧土」や、陶土に「砂」を練りこむことで発色させます。

「萩の七化け」

使い込むうちに茶渋がひびに入り、独特の風合いが出てきます。
これを「萩の七化け」と言います。


切高台に仕上げています。
『切高台』
萩焼において、もっとも有名な高台です。
説は多々ございますが、殿さまへ献上される器と同じものを
一般市民が使うわけにはいかない高台、高台部分にあえて傷を入れ
区別をつけ使用した、というのが最もポピュラーな説です。