プラウザの戻りボタンよりお戻りください
器楽庵トップページへはこちら
パソコン スマホ
立杭焼 削り陶炉&香炉 (化粧箱入り) siー03 本体価格 10,000円 ◎カテゴリー 作家作品>市野英一 |
|
陶炉&香炉 口の口径 2cm 底の口径 9.5cm 高さ 24cm 重さ 900g |
|
英一窯 市野英一作 手造り 手描き 陶器 |
|
「立杭焼」 瀬戸、常滑、信楽、備前、越前とともに日本六古窯の一つに数えられ その発祥は平安時代末期から鎌倉時代のはじめといわれています。 桃山時代までは「穴窯」が使用されていましたが、慶長16年(1611)ごろ 朝鮮式半地上の「登り窯」が導入され同時期に取り入れられた 蹴りロクロ(日本では珍しい立杭独特の左回転ロクロ) とともに伝統技術を今日に受け継いでいます。 当初は、壺や甕(かめ)・すり鉢などが主製品でしたが、江戸時代前期小堀遠州等の 指導により茶入・水指・茶碗など茶器類に多くの名器を生み 後期には篠山藩の保護育成により直作(なおさく)、一房(いちふさ) 花遊(かゆう)、一此(いちこの)等の名工が腕を競って丹波焼の名を高めました。 明治、大正、昭和と受け継がれた丹波焼は、太平洋戦争後の苦境を乗り越え 食器・花器等の民芸品を中心とした作品作りに精進しております。 名称については、穴窯時代は小野原焼、登り窯時代になってからは 「丹波焼」又は「立杭焼」と呼ばれてきましたが 昭和53年(1978)「丹波立杭焼」の名称で国の伝統的工芸品指定を受けております。 |
|
「市野英一」 1959年丹波立ち杭に生まれる。1982年大阪芸術大学卒業後、1984年英一窯開窯。 1990年第三十七回日本伝統工芸展入選。1995年第十三回日本陶芸展入選 兵庫県工芸美術展入賞(大賞)第四回日清食品現代陶芸(めん鉢)展入賞(大賞)。 1997年第十四回日本陶芸展入選、朝日陶芸展入選、第四十四回日本伝統工芸展入選。' 97焼き締め陶入選。2003年第二十回田部美術展入賞。 現在、日本工芸会正会員・兵庫県工芸美術作家協会会員。 |
|
この品はオブジェとしても 完成された作品です。 お香をくゆらせたり 灯りを灯したりする事が 出来る面白いインテリアです。 |
|
。 | |
表面はくし目と言う技法で 仕上げています。 ※ロウソクは付属品ではございません。 |
|
「くし目」 粘土の表面に、くし(櫛)で入れた模様の事を言います。 主に装飾用として使います。 粘土と粘土を接合する場合 どべ(ぬた)を塗る前、粘土同士の馴染みをよくするために 「くし目」をいれる場合があります。 |
|
ロウソクを底に置いて燈すと まる穴から光がもれ なんとも幻想的な光景を 見せてくれます。 |
|
市野先生がいっきに 手ロクロで仕上げた作品です。 素朴でユニークな陶炉&香炉です。 |
|
|