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   美濃焼

 灰釉冷酒半酒器
  (色段ボール箱入り)

 s-98

 本体価格
  
3,000円

◎カテゴリー 酒>酒器セット 
半酒器

片口注器

注ぎ口まで10cm  口径 7cm
高さ 8.5cm  重さ 190g
容量 300cc

平盃

口径 8cm  高さ 2.5cm
重さ 65g  容量 50cc 
 
 

天狗窯(山保製陶所)    手作り    陶器 
 

《天狗窯》

友立山の山麗にて大正中期創業より窯を焼いています。
得意とする志野 織部 粉引などの
土の温もりを大切に製品づくりをしています。
古典的な製品に現代の感性を取り入れながら窯を焼いています。
 
 

【美濃焼】

岐阜県美濃地方の東部 東濃地方といわれる地域の西端をしめる
多治見市・土岐市・瑞浪市・笠原町で生産されるやきものの総称をいう。

この地域はやきものの原料となる粘土や窯を焚くための燃料が豊富で
古墳時代の頃よりつくりはじめられた。

近世以降は それぞれ土岐川やその支流などの河川が形成した
山間盆地ごとに独立した産地が成立し現在に至っている。

特に食器類の生産は全国シェアの50%以上を占めており
日本のやきものの代表といっても過言ではありません。

 
  美濃焼・土岐市駄知町
天狗窯の落ち着いた
灰釉冷酒半酒器です。




やわらかい質感と
フォルムが職人の手作りの
暖かさを表している半酒器。
   
 
コロンとした可愛い
形状の片口注器。



うつわの胴回りには
削り加工を施しています。



 
窯や炎の状態により
変化に富む仕上がりになります。
 
   
 

【片口】

鉢の口辺の一方に注口がついたもの。
本来は台所用具として
油・酒・醤油などを口の小さい容器に
移すのに使われます。

茶道では唐津焼の
小振りのものを侘びの茶碗として用います。
  

  口径縁を持つと注ぎやすい。


注ぎ口もやわらかに
仕上げています。
 


趣ある「うつわ」です。
口の縁に釉薬の
溜まりがあります。
 



素朴で温かみのある注器。
 

 「灰釉(かいゆう)」

釉薬のひとつで草木の灰を主成分とした釉(うわぐすり)のこと。

稲薬を使った「藁灰釉」は白く濁った色合いになるなどベースになる
灰の種類によってさまざまな色合いに焼き上がります。

ちなみに代表的な灰釉に土灰釉(どばいゆう)がありますが 
これは土の灰ではなく木の枝や落ち葉などの
雑木を燃やした灰から作られています。

発色させるための金属んどが含まれていないので
淡い色合いに仕上がります。


   

片口注器の底部分。
土物でロクロの
柔らかさが伝わる平盃。 



重量感があります。



口当たりは
シャープではありません。
 
  見込みには釉薬がたまった
状態で美しい景色となっています。



「うつわ」全体に
貫入が入っています。

 

「貫入」

 釉面に現われたひびのこと。
素地と釉薬とでは焼成と冷却の間の膨張や収縮の
度合いが違うためにおこるものです。

貫入は一種の装飾効果です。
  

 

盃にも釉薬の自然な
溜まりがいい景色です。
 
   
   


真上からの部分。