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正面と箱  清水焼

 金彩花三島 盃
   (木箱入り)

 s−46

 本体価格 4,000円

◎カテゴリー  酒器>徳利・盃

陶楽窯(森里 秀夫)   手造り   手描き   陶器

【陶楽窯】

繊細な文様が織り成す上品で華麗な「京三島」を京焼に築いた窯です。
三島手は細かな印花をひとつひとつ押印する手仕事です。
初代陶楽より、仁清茶陶の技法を継承し、二代目陶楽(良三)は古来からの
「礼賓手三島」を他に類をみない繊細な文様と気品を備えた色合いが特徴の
「京三島」として、京焼の中に独自に発展させ、確立しました。

『三代目 森里 秀夫』


昭和34年生まれ 京都市出身
京都市立日吉ヶ丘高校美術工芸コース日本画科(現、銅蛇美術
工芸高校)を経て京都府陶工専修訓練校卒業。
手塚玉堂氏に師事のあと、二代目陶楽に師事、作陶活動に入る。
平成8年三代目陶楽襲名。
二代目陶楽の繊細で味わいのある三島手をさらに大胆に、また遊び心
のある器として現代の生活シーンにあった和にも洋にも使いこなせる
「粋」な器を作り続けている。
京焼・清水焼展 通産大臣賞受賞
平成18年度伝統的工芸品公募展 日本商工会議所会頭賞受賞
日本橋高島屋をはじめ全国区各地で個展開催。
工学博士山本徳治氏の釉薬研究会所属
伝統工芸士

「清水焼」

清水焼とは京都の焼き物で、清水寺の門前で焼かれていたことが
“清水”の名の由来です。
やがて清水寺周辺以外に陶工が増えたことから、それらを総称して
「京焼・清水焼」とも呼ばれるようになりました。
清水焼は桃山時代より生産が始まり、江戸時代初期には
野々村仁清が華麗で優美な色絵陶器を完成させます。
その陶法を伝授された尾形乾山はさらに独自の雅陶を創作し
ひとつの全盛期を築きました。
高度なロクロ技による薄づくりと美しい意匠による、繊細で優美な清水焼。
時代の変遷を経た今も、京都の文化に裏打ちされた
上質の陶磁器として、高く評価されています。



ふくよかな形の
印花紋の平盃です。


陶楽窯ならではの
「うつわ」です。



ノスタルジックで
お洒落な飲みやすい盃です。

角度を変えて
 ぐい呑み

    7xh2.8cm  40cc  40g
模様のアップ 見込みの文様
「うつわ」の渕と見込みに
金彩を施した
エレガントな平盃です。


綺麗に敷き詰めれた花三島模様。
細かく押しているがわかると思います。



手間暇掛けて造った
金彩の三島平盃です。

内渕の文様

『印花紋』
型押模様、押印文ともいう。乾燥前の素地(きじ)に
文様を彫りつけた印材を押し付けることで表した文様。

高台の様子 窯の印