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鯉の滝登り  清水焼       

 鯉の滝登り 陶額
   (段ボール箱入り)

 g−28

 本体価格  20,000円

◎カテゴリー うつわ歳時記>春>端午の節句

渓峰窯    手造り   手描き    陶板

「渡辺渓峰」

 雲楽窯において、15年にわたる修行を積む。
 昭和58年、渓峰窯を設立。
 陶器を主とし、鉢、陶板など、製作している。
 乾山調の伝統を踏まえ現代感覚を加えた陶風に定評がある。
 特に躍動感ある鉄絵の筆さばきに広い支持を受けている。

『清水焼』

清水焼とは京都の焼き物で、清水寺の門前で
焼かれていたことが“清水”の名の由来です。
やがて清水寺周辺以外に陶工が増えたことから
それらを総称して「京焼・清水焼」とも呼ばれるようになりました。
清水焼は桃山時代より生産が始まり、江戸時代初期には野々村仁清が
華麗で優美な色絵陶器を完成させます。
その陶法を伝授された尾形乾山はさらに独自の雅陶を創作し
ひとつの全盛期を築きました。
高度なロクロ技による薄づくりと美しい意匠による、繊細で優美な焼き物です。



2匹の鯉が滝を登る姿を
表現した陶額です。



陶板に生き生きと力強く
描いています。


陶板に躍動感あふれる
真鯉と緋鯉を丁寧に
描いています。



【鯉の滝登り】
鯉は清流はもちろん、池や沼でも生息することができる
非常に生命力の強い魚です。
その鯉が急流をさかのぼり、竜門という滝を登ると竜になって
天に登るという登竜門にちなみ、子どもがどんな環境にも耐え
立派な人になるようにとの立身出世を願う飾りです。


《陶額》
陶磁器の板「陶板(とうばん)」に清水焼の上絵を施し
その陶板を額におさめたものを言います(額は陶磁器製ではありません)



額の裏側です。