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   萩焼

 御本手飯碗(大)1個
  (白トムソン箱入り)

 mm−05

 本体価格
  2,500円


カテゴリー 私の器>飯碗
飯碗

径 12cm  高さ 7.5cm
重さ 240g 
 
 
椿秀窯   手造り   陶器 

「椿秀窯」

萩市の地場産業である萩焼の製造販売を目的に創立し30年。
萩焼の伝統を大切にしながら、新しい感覚を加味した数々の作品を製作。

 

「萩焼」


萩焼の起源は、400年前、豊臣秀吉とともに朝鮮半島に渡った
毛利輝元が現地の陶工李勺光(りしゃっこう)、李敬(りけい)の
兄弟を伴って帰国したことに遡ります。
陶工たちは、毛利氏が萩に城を移した時も同行し
李勺光は萩で御用品を焼く窯を開くことを許されました。
この窯が萩焼のはじまりとなりました。
李勺光の死後は、李敬が窯を継ぎ
藩主から「坂高麗左衛門」の名を受け
その名は現在まで受け継がれています。
萩焼の大きな特徴は、焼き上がりの土の柔らかさと
その吸水性にあります。
高火度で比較的短時間で焼成し土味を残すため
商品の感触が柔らかく
土があまり焼しまっていないので軽く、保温性を持っています。
また、形・装飾に素朴さがあり、絵付けはほとんどなく
土の配合・釉薬(うわぐすり)のかけ具合
へらや刷毛目による表情が愉しめるのも特徴のひとつです。
 
 
  御本手もやわらかな出方で
上品な茶碗に仕上がっています。
 


同じ文様のものは
一つとしてございません。
「うつわ」には細かな
貫入が入っています。

(これはヒビではございません)
 
 

『貫入』

釉面に現われたひびのこと。
素地と釉薬とでは焼成と冷却の間の膨張や
収縮の度合いが違うためにおこるものです。
貫入は一種の装飾効果です。
 
   

『御本手(ごほんて)』

ホタルと呼ばれることもあるように、器の全面に
オレンジ色を点々とあらわす、萩焼独特の発色になります。
素焼き前にかける「化粧土」や、陶土に「砂」を練りこむことで発色させます。
 
  

ふっくらとした優しいお茶碗に仕上げています。

※ どちらかといえば大きさが
男性向きの飯茶碗です。
 
   

使用していくうちに「うつわ」の
表面がさまざに変わってきます。


このことを「萩の七化け」という。