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    波佐見焼

 南蛮渡来ビアジョッキ
  (化粧箱入り)

 koー07

 本体価格
  
10,000円

◎カテゴリー  うつわ紀行>古伊万里写し
ビアジョッキ


径8。5cm 持ち手まで 13cm
底の径 10cm  容量 700cc
高さ 14.5cm  重さ 410g 
 
 

林九朗窯    成形型   転写   磁器 
 

「林九朗窯」

17世紀に海を渡り世界を魅了した古伊万里。

古伊万里の技術は元禄時代に頂点に達します。
この時代染付を施した素地に金箔や金泥で
紋様を描く金襴手がもてはやされ
日本独特の文様が器を飾り世界の人々を魅了しました。

林九郎窯ではその時代の古伊万里の美を追い求め
古伊万里独特のデザインを現代に蘇らせました。
 
 

「波佐見焼」

波佐見焼は長崎県の波佐見という小さな
焼きものの街でつくり出されています。

波佐見焼の開窯は慶長3年(1598年)に大村藩主・大村喜前が
朝鮮出兵の帰国の際に伴ってきた李祐慶兄弟らの陶工が
慶長4年(1599年)に波佐見町村木の畑ノ原
古皿屋、山似田に連房式階段状登窯を築き始められました。

慶長7年(1602年)に良質の磁器の原料が発見され
波佐見焼はしだいに染付や青磁を中心とする磁器へ移行。

江戸後期には染付が日本一の生産量になり
染付・青磁ともに大生産地に発展。

それにより波佐見焼は日本を代表する磁器産地となりました。

昭和53年の伝統的工芸品の指定などによって
「波佐見焼」と呼ばれるようになり
ようやく波佐見焼の名が知れ渡るようになってきました。
 
 
  波佐見焼・林九朗窯の
得意とする古伊万里様式を
施した大きなジョッキ。
 


「うつわ」全面に大砲船
二人のオランダ異人と
縁起の良い模様を
施しています。
  

「古伊万里様式」


古伊万里とはその名のとおり古伊万里焼のことをさし
通常は江戸時代の伊万里焼きを称しています。

 染付の藍色の素地に上絵の金・赤・緑・黄色などで
装飾した作品を「古伊万里様式」と呼んでいます。

藍色と金・赤の組み合わせが基本で
金襴手の古伊万里と呼ばれることもあります。

「古伊万里様式」はそれまで流行していた「柿右衛門様式」に
かわり元禄期(1688〜1704)に生まれています。
「柿右衛門様式」同様にヨーロッパで好まれ元禄から
享保(1716〜1736)にかけて大量に輸出されました。

余白がないほど文様が描き込まれた豪華絢爛な
作品もあり豊かな時代の元禄時代を反映しています。

構図の特徴は器を放射状の直線や唐花状の曲線で区別し
窓絵と地紋を交互に描いています。

文様には唐花紋・獅子牡丹文などいろいろあります。
 

伝統的古伊万里様式を
アレンジしたビアジョッキ。



格調高く垢抜けた
ビアジョッキです。 



電子レンジ・食洗器不可。
 
  ゴージャスなビアジョッキは
酒席を盛り上げてくれます。
 



絢爛豪華な古伊万里様式の
南蛮渡来絵ビアジョッキ。
   
持ち手グリップには
呉須と赤絵に金彩梅紋を。



間取り色絵菊紋 を。



持ちやすい大きなグリップ。
 
  話しをしてるかのような
異人さんを施しています。



林九朗窯ならではの
感性の「うつわ」です。
 
  

 【転写】

転写とは、紙、フィルムなどにいったん印刷したものを
水、熱、圧力等を利用して目的の加飾対象に転着させる技法です。
 

 

真上からの部分。

林九朗のサイン。