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波佐見焼 染錦地紋山水 六角和皿揃い (木箱入り) ko-06 本体価格 18,000円 ◎カテゴリー うつわ紀行>古伊万里写し |
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和皿 15.7x18cm 高さ 3.5cm 重さ 260g |
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林九朗窯 成形型 転写 磁器 |
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「林九朗窯」 17世紀に海を渡り世界を魅了した古伊万里。 古伊万里の技術は元禄時代に頂点に達します。 この時代染付を施した素地に金箔や金泥で 紋様を描く金襴手がもてはやされ 日本独特の文様が器を飾り世界の人々を魅了しました。 林九郎窯ではその時代の古伊万里の美を追い求め 古伊万里独特のデザインを現代に蘇らせました。 |
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「波佐見焼」 波佐見焼は長崎県の波佐見という小さな 焼きものの街でつくり出されています。 波佐見焼の開窯は慶長3年(1598年)に大村藩主・大村喜前が 朝鮮出兵の帰国の際に伴ってきた李祐慶兄弟らの陶工が 慶長4年(1599年)に波佐見町村木の畑ノ原 古皿屋、山似田に連房式階段状登窯を築き始められました。 慶長7年(1602年)に良質の磁器の原料が発見され 波佐見焼はしだいに染付や青磁を中心とする磁器へ移行。 江戸後期には染付が日本一の生産量になり 染付・青磁ともに大生産地に発展。 それにより波佐見焼は日本を代表する磁器産地となりました。 昭和53年の伝統的工芸品の指定などによって 「波佐見焼」と呼ばれるようになり ようやく波佐見焼の名が知れ渡るようになってきました。 |
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波佐見焼・林九朗窯の 得意とする古伊万里様式を 再現した染錦地紋山水和皿。 染付と赤絵の絶妙な バランスで仕上げた 染錦の六角和皿揃いです。 |
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渕が立上がったデザインなので マーボー豆腐・八宝菜・煮びたし 煮物料理など汁物や 焼き手羽先・から揚げ 煮込みハンバーグなどの 一品料理・大皿料理 お正月料理の取り皿 いちご・メロン・マンゴーなどの フルーツ皿に。 |
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「古伊万里様式」 古伊万里とはその名のとおり古伊万里焼のことをさし 通常は江戸時代の伊万里焼きを称しています。 染付の藍色の素地に上絵の金・赤・緑・黄色などで 装飾した作品を「古伊万里様式」と呼んでいます。 藍色と金・赤の組み合わせが基本で 金襴手の古伊万里と呼ばれることもあります。 「古伊万里様式」はそれまで流行していた「柿右衛門様式」に かわり元禄期(1688〜1704)に生まれています。 「柿右衛門様式」同様にヨーロッパで好まれ元禄から 享保(1716〜1736)にかけて大量に輸出されました。 余白がないほど文様が描き込まれた豪華絢爛な 作品もあり豊かな時代の元禄時代を反映しています。 構図の特徴は器を放射状の直線や唐花状の曲線で区別し 窓絵と地紋を交互に描いています。 文様には唐花紋・獅子牡丹文などいろいろあります。 |
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うつわ内側に各3面づつ 金彩鳳凰・染山水が 施されています。 渕には染雷紋・錦三角紋。 六角形の絢爛で お洒落な和皿です。 |
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見込みにはいろんな文様 (七宝紋・市松・花紋・籠目・紗綾紋)) などの縁起の良い絵柄を たくさん施した和皿です。 おめでたい席やお正月に 華やいだ食卓を演出。 |
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うつわ前面に縁起の良い 文様を施しています。 豪華さと落ち着いた表情を 醸し出している和皿です。 |
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【転写】 転写とは、紙、フィルムなどにいったん印刷したものを 水、熱、圧力等を利用して目的の加飾対象に転着させる技法です。 |
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うつわ外面には 染付丸紋と色絵雁木が 施されています。 初期古伊万里風な くすんだ生地の色です。 |
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底部分。 林九朗窯の印。 |
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