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   波佐見焼

 kotohogu 朧(おぼろ)酒瓶
  (化粧箱入り)

 koー01

 本体価格
  
10,000円
◎カテゴリーうつわ紀行>古伊万里
酒瓶


胴幅 11cm  注ぎ口まで 13cm
高さツルまで 16cm  
口内径 3x3cm  内容量 350cc
 重さ 240g

蓋 


高さ 3.5cm
  
 
 

林九朗窯    成形型   転写   磁器 
 

「林九朗窯」

17世紀に海を渡り世界を魅了した古伊万里。

古伊万里の技術は元禄時代に頂点に達します。
この時代染付を施した素地に金箔や金泥で
紋様を描く金襴手がもてはやされ
日本独特の文様が器を飾り世界の人々を魅了しました。

林九郎窯ではその時代の古伊万里の美を追い求め
古伊万里独特のデザインを現代に蘇らせました。
 
 

「波佐見焼」

波佐見焼は長崎県の波佐見という小さな
焼きものの街でつくり出されています。

波佐見焼の開窯は慶長3年(1598年)に大村藩主・大村喜前が
朝鮮出兵の帰国の際に伴ってきた李祐慶兄弟らの陶工が
慶長4年(1599年)に波佐見町村木の畑ノ原
古皿屋、山似田に連房式階段状登窯を築き始められました。

慶長7年(1602年)に良質の磁器の原料が発見され
波佐見焼はしだいに染付や青磁を中心とする磁器へ移行。

江戸後期には染付が日本一の生産量になり
染付・青磁ともに大生産地に発展。

それにより波佐見焼は日本を代表する磁器産地となりました。

昭和53年の伝統的工芸品の指定などによって
「波佐見焼」と呼ばれるようになり
ようやく波佐見焼の名が知れ渡るようになってきました。
 
 
  波佐見焼・林九朗窯の
得意とする古伊万里様式を
現代風にデザインした酒瓶。
 


多面体に施された
金菊や山水絵や
小紋がお洒落です。
  

「古伊万里様式」


古伊万里とはその名のとおり古伊万里焼のことをさし
通常は江戸時代の伊万里焼きを称しています。

 染付の藍色の素地に上絵の金・赤・緑・黄色などで
装飾した作品を「古伊万里様式」と呼んでいます。

藍色と金・赤の組み合わせが基本で
金襴手の古伊万里と呼ばれることもあります。

「古伊万里様式」はそれまで流行していた「柿右衛門様式」に
かわり元禄期(1688〜1704)に生まれています。
「柿右衛門様式」同様にヨーロッパで好まれ元禄から
享保(1716〜1736)にかけて大量に輸出されました。

余白がないほど文様が描き込まれた豪華絢爛な
作品もあり豊かな時代の元禄時代を反映しています。

構図の特徴は器を放射状の直線や唐花状の曲線で区別し
窓絵と地紋を交互に描いています。

文様には唐花紋・獅子牡丹文などいろいろあります。
 

口径は正方形に成形され
渕には金彩花唐草文様。



ツルはステンレス製です。 


※kotohoguの盃もございます。
koー02
 2,500円
 
   
  注ぎ口にも金彩花唐草文様。


おめでたい席やお正月に
華やいだ食卓を演出。

 
二つの山水絵を施しています。 


オールドイマリのデザインを復活。
 

「kotohogu(ことほぐ)」

古代日本では祝いの言葉を述べることを
ことほぐ 言祝ぐと言います。

相手に対する末広がりの幸福や長寿が現実の
ものとして叶いますようにと願う。

古 いにしえから伝わる美しい日本の言葉です。



  
   
  紫の青海波文様。


優しく繊細な染付の山水絵 。



斬新のフォルムとデザイン。
 
  蓋のつまみは持ちやすい。


蓋にも二つの山水絵。


電子レンジ・食洗器不可。 

 【転写】

転写とは、紙、フィルムなどにいったん印刷したものを
水、熱、圧力等を利用して目的の加飾対象に転着させる技法です。
 

 
 

底部分。

林九朗窯の印。