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 清水焼

 京三彩煎茶揃い

 ky−18

 本体価格 10,000円

 煎茶  9xh6cm  100g

◎カテゴリー 茶器>茶器セット
亨(とおる)窯  小倉 亨作  手造り  手描き  土物

《小倉 亨》
1944年  陶工 勝造の長男として京・五条坂に生まれる。
1963年  京都府立陶工高等技術専門校卒
1965年  京都市工業試験場本科及び専攻科(釉薬)卒
       卒業後、父勝造のもと、五条坂にて作陶に入る。
1969年  協同組合炭山工芸村設立参加。
1974年  第一回個展(京都・菊画廊)
       以後、マロニエ等にて、個展、グループ展多数。
1992年  京焼・清水焼伝統工芸士の称号を受ける。
       現在、炭山において作陶に励む。

『清水焼』
清水焼とは京都の焼き物で、清水寺の門前で
焼かれていたことが“清水”の名の由来です。
やがて清水寺周辺以外に陶工が増えたことから
それらを総称して「京焼・清水焼」とも呼ばれるようになりました。
清水焼は桃山時代より生産が始まり、江戸時代初期には野々村仁清が
華麗で優美な色絵陶器を完成させます。
その陶法を伝授された尾形乾山はさらに独自の雅陶を創作し
ひとつの全盛期を築きました。
高度なロクロ技による薄づくりと美しい意匠による、繊細で優美な焼き物です。
内外に掛けられた三彩釉が
落ち着いた煎茶揃いです。
まるで、アンテークな
宝石のような渋い美しさです。


三彩釉のにじみが重厚感を
かもし出しています。


煎茶ですが、お料理の
小鉢としてもいいです。

【三彩釉】
三彩釉というのは、中国から伝えられた焼き方で
緑・黄・白三色の釉(うわぐすり)をかけた焼物のことです。
このような釉をかけた焼物は、奈良時代にたくさん作られました。
奈良正倉院(しょうそういん)には
壷・皿・碗など、いくつも保存されています。

普段使いはもちろん、来客用にも
十分ご使用いただけます。

季節を問いませんので、年中
ご使用できます。
陶器の表面に釉薬を掛けた物には、釉の部分に貫入と呼ばれる
「ひび」が入るものがあります。これは陶器独特の風雅な特徴です。

土物の陶器のため、初めてお使い頂く前にはぬるめのお湯にしばらく漬けておいて
頂ければ、ご使用頂く際に汚れがつきにくくなります。
使えば使うほど味が出てくるのが土物陶器の醍醐味です。
ご使用後はすぐに洗っていただき、なるべく早く乾燥させてください。