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    信楽焼

 古信楽風うずくまる
  掛け花入れ

  (トムソン箱入り)

 ih−10

 本体価格
  
3,300円
◎カテゴリーインテリア>花瓶
掛け花入れ


高さ 9cm  幅 10cm
口外径 5.8cm  口内径 3.5cm
重さ 380g  
 
 

 宗仙窯    手作り    彫り加工    陶器
 

「信楽焼」

天平時代に聖武天皇が紫香楽宮(しがらきのみや)を造るにあたって
瓦を焼いたのが始まりといわれ

日本六古窯の1つ
に数えられています。

鎌倉時代には水がめや種壷が作られ
室町・安土桃山時代には茶道具の
生産が盛んとなり多くの名品が生まれました。

大正時代から第二次大戦前までは火鉢が主力商品でしたが
現在では生活に根ざしたタイル・花器
食器・置物(狸・ふくろう)等土の持つ味わいを
生かした製品が作られています。
 
 
  信楽焼・宋仙窯の
古信楽風「うずくまる」 
壁掛け花入れです。



侘び寂びの
世界感を持つミニ花入れ。
 
  

「檜垣紋」

蹲の肩回りには二本の平行線の中に「×」印が刻まれています。
こうした模様を檜垣文(ひがきもん)といいます。

信楽の一つの特徴的な文様です。 


 
壁掛け用の金具がついています。


特徴のある口縁は
段が二重口になって
歪んでいます。
 


高さと胴の径が同じくらいの
長さで丸みのある
器形がいいとされます。
 

「ビードロ釉」

 ビードロ釉とは松灰に少量の長石が加わってできる
窯の温度の変化によって出る青緑色の釉薬の事。

表面がツルットしたガラス釉とも言う。
 

   
  自然に表れる
窯変のビードロ釉(釉溜まり)

美しい景色を見せています。



侘びた風情と愛嬌のある姿が
(へしゃいだ)
【蹲】の魅力です。
 

「蜻蛉の目」

自然釉が溶けて筋状になって流れその先端が
丸い半玉状になって釉溜まりになることがある。

これが蜻蛉の目のように美しいことから「蜻蛉の目」と呼ばれる。



花の持つ美しさを
最大限に引き出し
心を落ち着かせてくれる
掛け花生け。



胴にはヘラで自由に彫入れし
それが景色となっています。
 
 
  ミニ花瓶の表面の
ところどころに
小さい石ハゼが出ています。



底あたりにはキズがありますが
不良品ではございません。
 

【蹲(うずくまる)】

茶事で重宝がられる花入れ(掛け)に【蹲】という小さめの花入れ。

蹲は花入れに転用された壺で元々は穀物の種壺や油壷として
使われた雑器を茶人が花入れに見立てたものです。

古信楽や古井伊賀のものが有名ですが
備前や唐津にも【蹲】の来壺が伝世します。

名の由来は人が膝を抱えてうずくまるような姿から来ています。
 

   

底部分は高台を持たず
フラットに仕上げています。

手作り・自然にできる窯変のため 微妙に
形・色目が異なりますのでご了承ください。


水を入れ溜めるときは金具の位置より下に溜めて下さい。