プラウザの戻りボタンよりお戻りください

器楽庵トップページへはこちら

パソコン  スマホ

   信楽焼

 炭窯変うずくまる掛け花入れ
  (トムソン箱入り)

 ih−09

 本体価格
  
3,800円
◎カテゴリー  インテリア>花瓶
掛け花入れ


高さ 11cm  幅 10.5cm
口外径 8.2cm  口内径  5.8cm
重さ 370g 
 
 

 英人窯    手作り    陶器

「信楽焼」

天平時代に聖武天皇が紫香楽宮(しがらきのみや)を造るにあたって
瓦を焼いたのが始まりといわれ

日本六古窯の1つ
に数えられています。

鎌倉時代には水がめや種壷が作られ
室町・安土桃山時代には茶道具の
生産が盛んとなり多くの名品が生まれました。

大正時代から第二次大戦前までは火鉢が主力商品でしたが
現在では生活に根ざしたタイル・花器
食器・置物(狸・ふくろう)等土の持つ味わいを
生かした製品が作られています。
 
 
  信楽焼・英人窯の
炭窯変「うずくまる」 
壁掛け花入れです。



重厚な侘び寂びの
世界感を持つミニ花入れ。
  
「檜垣紋」

蹲の肩回りには二本の平行線の中に「×」印が刻まれています。
こうした模様を檜垣文(ひがきもん)といいます。

信楽の一つの特徴的な文様です。 


壁掛け用の金具がついています。


特徴のある口縁は
段が二重口になって
歪んでいます。



侘びた風情と愛嬌のある
姿が【蹲】の魅力です。 
 
   
   
  
胴にはヘラで自由に彫入れし
それが景色となっています。



底あたりには意図的に
土を残して焼成しています。

 
 

【蹲(うずくまる)】

茶事で重宝がられる花入れ(掛け)に【蹲】という小さめの花入れ。

蹲は花入れに転用された壺で元々は穀物の種壺や油壷として
使われた雑器を茶人が花入れに見立てたものです。

古信楽や古井伊賀のものが有名ですが
備前や唐津にも【蹲】の来壺が伝世します。

名の由来は人が膝を抱えてうずくまるような姿から来ています。


   

底部分は高台を持たず
フラットに仕上げています。
手作り・自然にできる窯変のため 微妙に
形・文様・色目が異なりますのでご了承ください。


水を入れ溜めるときは金具の位置より下に溜めて下さい。