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   萩焼

 梅花皮抹茶碗
  (木箱入り)

 aー189

 本体価格
  
10,000円

◎カテゴリーあるじの逸品>食器 
抹茶碗


径 12.2cm  高さ 8.3cm
重さ 370g 
 
 

梅田陶楽    手作り    陶器
 

「萩焼」

萩焼の起源は、400年前、豊臣秀吉とともに朝鮮半島に渡った
毛利輝元が現地の陶工李勺光(りしゃっこう)李敬(りけい)の
兄弟を伴って帰国したことに遡ります。

陶工たちは毛利氏が萩に城を移した時も同行し
李勺光は萩で御用品を焼く窯を開くことを許されました。
この窯が萩焼のはじまりとなりました。

李勺光の死後は李敬が窯を継ぎ藩主から
「坂高麗左衛門」の名を受けその名は現在まで受け継がれています。

萩焼の大きな特徴は焼き上がりの土の柔らかさとその吸水性にあります。

高火度で比較的短時間で焼成し土味を残すため商品の感触が柔らかく
土があまり焼しまっていないので軽く保温性を持っています。

また形・装飾に素朴さがあり絵付けはほとんどなく
土の配合・釉薬(うわぐすり)のかけ具合
へらや刷毛目による表情が愉しめるのも特徴のひとつです。
  
  萩焼の梅田陶楽作
梅花皮抹茶碗です。 



少し大きく重量もあります。



梅花皮のうつわは
使うほどに味わいが生まれます。
梅花皮の景色がいい抹茶碗。


ぽってりとした質感。



丹念に製作され

口縁も厚く仕上げています。
 
 
   
  
   うつわ内側にも梅花皮。


荒々しさの中にも
柔らかなフォルムの抹茶碗。



自然にできる地割れが
     (かいらぎ)
面白い抹茶碗。
 

「梅花皮(かいらぎ)」

梅花皮とは井戸茶碗の高台付近に
焼き付けられた粒上・縮れ状の焼き物。 

刀剣の柄に巻くエイの皮を梅花皮といい
その表面に似ていることから「かいらぎ」と呼ばれる。

茶道具では茶碗は重要なものの一つだがその茶碗の中でも古人が
「一井戸・二楽・三唐津」と言った井戸茶碗の重要な
見どころが「かいらぎ」だとされています。


   

底部分糸尻はザラツキがあります。

陶楽の印。
 

※高台はザラツキがありますので使用の際は
テーブルを傷つけたりしますので
テーブルクロスやマットを敷いて使用して下さい。


※萩焼は水が染み出す場合がございますが使い込むうちに
自然に止まり茶慣れが味わいとなり愛着が涌くのです。

米のとぎ汁を入れても良い。