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備前焼 耳付窯変 花瓶 (木箱入り) a-159 本体価格 20,000円 ◎カテゴリー あるじの逸品>インテリア |
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花 瓶 径 8cm 内径 6.2cm 高さ 23cm 重さ 1.6kg |
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柴岡 秀泉作 手造り 土物 |
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【柴岡 秀泉(秀雄)】 昭和 23年 備前焼窯元 柴岡陶泉堂・二代目香山(伝統工芸士)の 次男に生まれる。 昭和 47年 東海大学工学部卒業。 昭和 49年 備前に帰り父 香山、兄 正志の指導で作陶に入る。 昭和 49年 大17回日本伝統工芸・東中国支部展初入選。 昭和 60年 十年間修行した陶泉堂より独立 伊部大西に窯を築き初窯を出す。 昭和 61年 岡山県展入選。 昭和 62年 陶心会展入賞。 平成 元年 ニューヨーク、ボストン研修視察。 平成 3年 タイ研修視察。 岡山県展入選。 平成 5年 大阪心斎橋そごう 個展。 平成 8年 大阪心斎橋そごう 個展。 平成 10年 岡山県展 入選。 平成 12年 第43回日本伝統工芸中国支部展入選。 平成 16年 第47回日本伝統工芸中国支部展入選。 岡山県展入選。 平成 18年 岡山県展入選。 平成 19年 第50回日本伝統工芸中国支部展入選。 備前焼陶友会会員 備前陶心会特別会員。 日本工芸会中国支部会員 伝統工芸志会会員。 |
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「備前焼」 備前焼は良質の陶土で一点づつ成形し乾燥させたのち 絵付けもせず釉薬も使わずそのまま焼いたもので土味がよく表れたものです。 焼き味の景色は窯変 胡麻 桟切り 緋襷(ヒダスキ) 牡丹餅などの変化に富んでいます。 それらは窯に入れる際 作品の詰め方や燃料である松割木の焚き方などの 工夫と千数百度の炎の力によって七日から十昼夜かけてじっくり焼しめた 硬質の炻器(セッキ)が備前焼です。 一点として同じ形も焼き味も同じものはないといえます。 古墳時代の須恵器(すえき)の製法が次第に変化したもので 平安時代に熊山のふもとで生活器の碗・皿・盤や瓦など 南大窯跡が生産されたのが始まりといわれています。 鎌倉時代には主に壺・甕・擂鉢が多く作られましたがこのころから次第に 現在の備前焼特有の赤褐色の焼き肌のものが焼かれ始めました。 明治から昭和初期に至る時期は苦しい時代でしたが このようなときにも窯の火は絶えることなく様々な努力を重ね続けました。 この衰退した備前焼を現在の繁栄に導くきっかけを作ったのが金重陶陽でした。 金重陶陽は昭和31年に国の重要無形文化財保持者に(人間国宝) 指定されこれをきっかけに多くの人々が努力を重ね低迷期を脱しました。 また この頃から国内だけでなく海外でも純日本的な備前焼の 人気が高まり陶陽の死後も藤原啓 山本陶秀 藤原雄 伊勢崎淳などの 人間国宝を輩出していくようになりました。 |
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伝統工芸士・柴岡秀泉作 耳付瓢型花瓶です。 創意を凝らした造形。 各所に表情の違った 色や模様が出ています。 |
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どっしりとした、重厚な 存在感のある花瓶です。 花を活けてよし 花瓶だけを飾っても良し。 桟切りに胡麻模様。 |
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親指で押したような凹み。 |
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削り文様。 |
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炎だけがなしえる未知の領域の美(窯変)をお楽しみください。 |
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肩の左右に土塊を 塗りたくるように 接着させた耳が力強い。 力強さの中にも 美しいフォルムの花瓶です。 |
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素朴で手作りの温もりが 感じられる逸品の花瓶です。 |
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ねっとりとした良質の陶土を惜しげもなく使用した 味わい深い土味が魅力の花瓶です。 |
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全体的にダイナミックな 造形が面白い花瓶です。 侘びた雰囲気が一層 花を美しくひきたててくれます。 |
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一点として同じ形も 焼き味も同じものは 無いといえます。 柔らかなくびれは 暖かみを醸し出しています。 |
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備前焼の花入れは水が腐りにくいため花が長持ちします。 夏場にはその違いがはっきりと表れます。 |
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花瓶の底部分。 秀泉の彫サイン。 |
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