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   清水焼

 祥瑞花鳥大皿
  (木箱入り)

 aー157

 本体価格
  
35,000円

◎カテゴリー あるじの逸品>食器 
大皿


径 27.5cm  高さ 4cm
重さ 950g 
 
 

壹楽窯    手造り   手描き   磁器 
 

壹楽」窯 

二代山本壹楽

初代壹楽は清川一陶のもとに25年間修行後
五条坂に築窯以来彫をほどこした上に
祥瑞、花鳥等を染付し力強い作風を追求してる。
また赤絵 五彩色絵等も手がけ作風の広さを示している。
二代目壹楽は先代のもとで
約十年間修行を重ね平成二年壹楽窯を継承する。
磁器を主とし湯呑や酒器を中心に
京焼の伝統と機能性の一体化をめざしつづけている。
先代の作風を踏襲する彫の上に
重厚な染付をほどこした力強い作風を追求してる。

 1958年 京都に生まれる
 1977年 京都市工業試験場陶磁器科修了
 1980年 京都府立陶工訓練校成形科修了
 1980年 初代壹楽のもとに修行
 1990年 初代没後二代目襲名現在に到る
 
 

 『清水焼』

清水焼とは京都の焼き物で、清水寺の門前で
焼かれていたことが“清水”の名の由来です。
やがて清水寺周辺以外に陶工が増えたことから
それらを総称して「京焼・清水焼」とも呼ばれるようになりました。
清水焼は桃山時代より生産が始まり、江戸時代初期には野々村仁清が
華麗で優美な色絵陶器を完成させます。
その陶法を伝授された尾形乾山はさらに独自の雅陶を創作し
ひとつの全盛期を築きました。繊細で優美な焼き物です。

 
  清水焼・壱楽窯の
伝統的なモチーフ(祥瑞花鳥)を
用いながらも洗練された大皿。
 



大皿全面に染付で
幾何学模様・花・鳥などを
リズムよく埋め尽しています。
 
丸紋つなぎ・青海波・角紋
紗綾型・牡丹絵と細かく正確に
描かれています。




祥瑞文様は和食器の文様の中でも
最上級の格を持つ文様です。
 
   
   
  丹精込めて描いた
祥瑞絵柄は芸術品です。



丁寧に描いた祥瑞花鳥は
手間暇かけた逸品。


熟練された作者の筆さばき。
   

【祥瑞】

 白く緻密な磁器の生地に青海波 七宝 格子などの連続した
幾何学文様を染付で地紋のように細かく描き込んだものを言う。

文様ごとに放射線状の枠で囲むことが多く
枠をねじったものを「捻り祥瑞」と呼びます。
 

捻り紋は縞文様の一つで縞を捻ることで文様に動きや変化が加わります。

   
  
   
うつわ中央に花と鳥を
緻密に描いています。 



壱楽らしい重厚な染付で
描かれた文様が素晴らしい。
 
   季節を問わず使える
も・て・な・しの「うつわ」。



飽きが来ず料理を生かして
盛りやすい
懐の深い大皿です。
   
  
 うつわ裏側には牡丹の花が
4か所濃淡が美しい
染付で描かれています。
 
   
渕は輪花で優しく仕上げています。


和食だけでなく洋食中華などの
蒸し料理やメインの肉料理を盛って。



 壱楽のサイン。